【有価証券報告書ベース】上場パチンコメーカー売上高ランキング(2025年3月期)
売上だけでは本当の実力は見えない。
本質は「IP力 × 販売台数 × 粗利率」。
本記事では、有価証券報告書で正式開示された数値をもとに、
上場パチンコメーカー3社(SANKYO・平和・藤商事)を徹底比較します。
さらに、各メーカーを支える主力機種の強みも深掘りしていきます。
📊 売上高ランキング(遊技機事業)

| 順位 | 企業 | 売上高(億円) |
|---|---|---|
| 1位 | SANKYO | 1,850 |
| 2位 | 平和 | 1,430 |
| 3位 | 藤商事 | 520 |
売上規模ではSANKYOが頭一つ抜けています。
しかし重要なのは「なぜ売れているのか」です。
🔥 SANKYOの強さ ― 圧倒的IP支配力
代表機種:エヴァシリーズ/炎炎ノ消防隊
■ エヴァシリーズの凄さ
エヴァは単なる人気台ではありません。
“ホールの主力看板機種”です。
・安定した継続率設計
・絶妙な演出バランス
・長期稼働を見込めるブランド力
エヴァは毎年一定以上の販売台数を確保できる「鉄板IP」。
この存在がSANKYOの売上安定を支えています。
■ 炎炎ノ消防隊の爆発力
炎炎は「出玉性能 × スピード感」が評価され、
短期間で大量導入が進みました。
ヒットIPを継続的に生み出せるメーカー体質。
これがSANKYO最大の強み。
🎰 平和の強み ― シリーズ量産型の安定メーカー
代表機種:黄門ちゃま/ルパン三世/ガルパン/キャッツアイ
■ ルパン三世のブランド力
ルパンは長年ホールに愛されてきたロングシリーズ。
新作が出るたび一定の販売台数を確保できる「安定IP」です。
■ 黄門ちゃまの固定ファン層
スペック変化に柔軟対応しながら、
固定ファンを維持。
■ ガルパン・キャッツアイなどの横展開
平和の最大の特徴は「IP分散」。
1タイトル依存ではなく、
複数ヒットで売上を安定化させています。
=爆発力はSANKYOに劣るが、安定性は非常に高い。
👻 藤商事の強み ― ホラー特化の唯一無二ポジション
代表機種:リング/貞子/地獄少女/とあるシリーズ/緋弾のアリア
■ リング・貞子の恐怖演出
藤商事はホラー演出の第一人者。
没入感のある演出設計で固定ファンを獲得しています。
■ とある・アリアの若年層支持
アニメ系IPにも強みを持ち、
若年層取り込みにも成功。
規模は小さくても明確なポジションを持つ企業は強い。
💰 1台あたり売上単価ランキング

| 順位 | 企業 | 1台あたり単価 |
|---|---|---|
| 1位 | SANKYO | 約74万円 |
| 2位 | 平和 | 約68万円 |
| 3位 | 藤商事 | 約65万円 |
単価の高さはブランド力の証明。
価格を維持できるメーカーほど収益構造が強い。
🔥 実質収益力ランキング(売上×粗利率)
| 順位 | 企業 | 実質収益力(億円) |
|---|---|---|
| 1位 | SANKYO | 約962 |
| 2位 | 平和 | 約543 |
| 3位 | 藤商事 | 約182 |
売上ランキング以上に差が拡大。
SANKYOは“収益体質”で突出。
📌 総合結論
2025年3月期時点で最も強い収益構造を持つのはSANKYO。
ただし、平和は安定型、藤商事は独自路線型。
それぞれ強みが異なる。
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