日本株を何銘柄か持っているのと、SP500の投資信託で積み立て投資をやっています。どちらもNISA口座となっているので税金は課税されません。株式投資をするなら絶対にNISA口座がおすすめですよ!また日本株の個別銘柄はNISA口座で、SP500の投資信託は積み立てNISA口座となっています。どちらのNISAも分けて使えるので知っておいて損はないです。今回は在外子会社の決算書を想定して為替相場の各レートの使用方法や、その中身のお勉強です。ちょっと英単語も出てくるので英語のスキル少しだけ上がるかもです。
• HR 発生日レート(Historical Rate: )
その取引が発生した日の為替相場を言います。 貸借対照表で日本円に換算するときはこのレートを使って計算します。
貸借対照表なので対象となる勘定は『資本金、資本剰余金など取引が発生して価額が変動しない項目が主です』
例:資本金2000ドルあった場合でHRが1ドル¥105
2000ドル×¥105=¥210000
・CR決算日レート(Current Rate: )
決算日の為替相場を言います。基本的には会社の決算月は×〇年3/31となるので貸借対照表で日本円に換算するときはこのレートを使って計算します。
貸借対照表なので対象となる勘定は『売掛金、買掛金、土地、商品など』です。
例:土地の評価額が3000ドルあった場合でCRが1ドル¥110
3000ドル×¥110=¥330000
・AR(アベレージレート)
平均のレートです。損益計算書のドルベースの価額を日本円に換算するときに使用します。
損益計算書なので対象となる勘定は『売上高や当期純利益、法人税等…』
例:売上高が5000ドルあった場合でARが1ドル¥107
5000ドル×¥107=¥535000
・SR(スポットレート)直物為替相場 ※ヘッジ対象になる
取引発生日、為替予約日、決算日、決済日ごとにレート(金額)が異なりその差額を求めるために使用します。
また、ヘッジ対象(買掛金など)とヘッジ手段(為替予約)を使用して為替差損益を計上するためのレートです。
・FR(FORWORD Rate)先物為替相場 ※ヘッジ手段になる
直物為替相場と同じく、取引発生日、為替予約日、決算日、決済日ごとにレート(金額)が異なりその差額を求めるために使用します。
また、ヘッジ対象(買掛金など)とヘッジ手段(為替予約)を使用して為替差損益を計上するためのレートです。