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★パチンコ店での業務スキル※パチンコ台編

⭕️遊技台の故障など

パチンコの遊技台で玉が払い出されない、玉が飛ばないなどがあれば、遊技をストップさせてしまうのでお客様が困ってしまいます。これを解消するには毎日のメンテナンスが大事になっていきますが、いくらメンテナンスを徹底したとしてもこういった事象は突発的に起きてしまうものなのです。遊技台の原理を知っていると機械のどの部分で異常が起きているか?を素早く発見できることができますので下記の例を参考にしてみてください!

➀パチンコ台の玉の払い出し不良(払いだされる玉が出てこない)

スマパチは対象外ですが、遊技台の上には補給機(部品の名称はシュートやシングルゼット)が全台分ついており、そこで玉同士が引っかかって玉の払い出しが止まることがあります。また、その補給機にはジャバラがついていて、台に補給される部品(ボールペッカー)と繋がっていて、遊技台が閉まることで玉が台のタンクに入る仕組みになっているので、ここを経由して台に払いだされる玉が遊技台のセーフタンクに蓄積されていきます。また、その遊技台のセーフタンクの内部に異物(細かい木くずやネジ)が入り込む時があるので、その際は玉の供給をストップするために台のストッパーをロックして賞球レールと呼ばれるクリアケースの中の玉を玉抜きレバーで玉を抜いてから賞球レールを外して対応します。このケースはネジ2、3点やストッパーを解除することで簡単に取り外しが可能となっているので落ち着いて対応しましょう!


➁パチンコ台のハンドル不良

ハンドルの内部に固定遊技で使用されたコインなどが入り込んで右打ちが出来なくなる(ハンドルが正常に動作しなくなる、捻ることができない)時にはハンドルをバラシて対応します。大概の機種のハンドルはハンドル裏にネジが3点で止まっているので、ここを外して前面のカバーをまず外します。前面のカバーが外れたら内部に入り込んだ物は回収できるので、内部のバネに引っかからないように気をつけて処理しましょう!処理が終わったら外した順番通りに元に戻して修復完了です。※機種によってはハンドルに付いているハーネスを緩めないと対応しにくいものもあります。


③パチンコ台の玉飛び不良

パチンコ台の上皿レールへ玉が流れ、カセットと呼ばれる部品を経由したあと、ハンドルを捻ることで玉を弾くハンマーが打ち出され、パチンコ盤面に玉が飛んでいきます!その玉が流れていく経路で何か塞いでいるものが入り込んだり、何か1つ部品の不具合があれば正常にパチンコ盤面に玉が発射されません。


🔴ケース1

・パチンコ上皿レールに1円玉が入り込んだ

⇒ピンセットで掴んで取り除きましょう!


 🔴ケース2

・ハンドルのストップボタンが欠損

⇒ハンドルのストップボタンはハンドルを捻ることで解除される仕組みになっているが、欠損していると、その機能を果たせずに玉が発射されません。解消するためには、原因となる部品の修理が必要となります。


🔴ケース3

カセットのソレノイド(磁石、コイル)の不具合

⇒ソレノイドの磁力が弱まると玉を打ち出すハンマーに電気信号が行きません。

解消するためには、原因となるソレノイドの磁力を復活させるか、部品清掃で汚れを落とすことで復旧する可能性があります。


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