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★電気料金の仕組み解説!

〇高圧電力の基本料金は、1kwあたり1911.8円です。

2024年は契約電力112kwだったので、

➀¥1911.8×112kw=¥214121.6

➀の場合だと※¥214121.6が基本料金となる

2025年は最大デマンド値を下げる施策を

実施→2025年8月〜で契約電力98kwに決定(1年間の最大デマンド値の平均が98kw)


➁¥1911.8×98kw=¥187356.4

➁の場合だと※187356.4が基本料金となるので、¥26765.2の差になります。


➂例:使用電力料35910kwh×¥18.06=¥648893


②+③を足すと、おおよその電気料金請求額になります!答え:¥836249


電気料金を削減するには最大デマンド値を下げて基本料金を下げることができると毎月一定額が割引になるので、かなり大きいです。この割引に加え使用電力量も下がると相乗効果はかなりのものになります!ここから下記の割引料金、加算料金が加減処理され、請求されることになります。


〇割引料金内訳

➀常時力率修正額⇒力率100%

※85%を上回る1%につき1%の基本料金が割引なのでこのケースは基本料金より15%の割引

例:契約電力98kwh×基本料金¥1911.8=187356.4×15%=△¥28103.46

※力率は使った電力が効率的に使用されればされているだけ割引額が多くなります!


➁高圧個別割引額
ご利用状況や契約電力、電気設備の種類など、多くの要素が組み合わさって基本料金や電気料金が決定されます。△¥56570


➂燃料費調整額等⇒1kwhにつき−2.38円×1か月の消費電力


〇加算料金制度内訳

➀市場価格調整額⇒+0.76円×1か月の消費電力

➁再エネ発電促進賦課金⇒+3.98円×1か月の消費電力

➂託送料金相当額⇒別途請求される

➃賠償負担金相当額及び廃炉円滑化負担金相当額⇒別途請求される


・予想電力の算定方法

例えば月の⅓(10日)の使用電力を元に1ヶ月の予想電力を算定するためには10日分を時間に換算して1時間あたりの電力量を計算します!

12000kwh(10日分の実際使用電力)÷(10日×24時間)=50kwh(1時間あたりの実際電力量)

1時間あたりの電力量が算定できたら1ヶ月を時間に変換する↓

31日×24h=744h

50kwh(1時間あたりの電力量)×744h(1ヶ月の日数を時間に変換)=37200kwh(予想電力量)


◯節電案

①DAIKENのエアコンはAI自動学習モードがあるので全エアコンをそのモードに設定する

②エアコンの最大出力を100%以下、例えば90%や80%に設定する

※最大出力を下げることで、デマンド値を下げる効果が見込める

③冷房は一気に温度を下げると電力量が上がってしまうので、設定温度を段階的に下げる(上げる)工夫をする。1ヶ月単位で、この時間ごとのタイムスケジュールを作成して標準温度設定を確定させる

例:9:30⇒26℃

12:00⇒25℃

14:00⇒24℃

18:00⇒25℃

21:00⇒26℃

22:00⇒OFF

④冷房、暖房の利用時は換気扇OFF

換気扇をOFFにしても室内に問題が生じなければ、冷気、暖気が外に逃げていかないので、効率的にエアコンが活用できます


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